エゴマは、インド・中国南部・東南アジア原産のシソ科の植物である。日本では、縄文時代の遺跡から種やパン状に加工したものが出土している。
●歴史
・江戸時代までは食用・灯火等として重視されていた。
・エゴマ油は乾性なので、紙などに塗布し、油紙・提灯・雨傘・合羽等として使用されていた。
・明治時代になると、ナタネ・ゴマ・ピーナッツ等が輸入され、栽培が衰退し激減していく。
●栽培地
・岩手県や福島県など東北地方、中部・関東地方などで主に栽培されていた。
・現在では福島県の自給運動をきっかけに、各地で栽培されるようになる。
●食べ方
葉、種、油が利用され、捨てるところが無い。
・葉−焼肉を巻いて食べる、キムチ、塩漬け、サラダ等
・種−クッキー、もち、バラ寿司、パウダー等
・油−ドレッシング、汁物、タレ、炒めもの等
●油の特徴
抗酸化作用・抗アレルギー作用を持つ“α−リノレン酸”を多く含んでいる。
余分な油を分解し、体に脂肪をたまりにくくする働きがある。人間の体内で合成することが出来ず、食品から摂取しなければならい必須脂肪酸のひとつ。
体内に吸収されると、EPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)という良質な脂肪酸に変わる。
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